平成23年3月11日14時46分に、日本の三陸沖(牡鹿半島の東南東約130km付近)の深さ約24km(暫定値)で発生したマグニチュード 9.0の西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型、太平洋プレートと北アメリカプレート境界域における海溝型地震である。
このM9.0という地震の規模は、大正12年の関東地震(関東大震災)のM7.9や平成6年の北海道東方沖地震のM8.2を上回る日本国内観測史上最大、アメリカ地質調査所の情報によれば1900年以降、世界でも4番目のものとなりました。
この地震では、本震および余震による建造物の倒壊・地すべり・液状化現象などの直接的な被害のほか、津波、火災、そして、福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質漏れや大規模停電などが発生し、東北地方を中心とした甚大な一次被害のみならず、日本全国および世界に経済的な二次被害をもたらしました。

■建材設備の情報提供■
東北・関東地方の事業所及び工場の損壊や生産整備損傷等による被害が出ており、製品の生産に影響が出ております。
そのため、建設資材・設備の不足と納期がはっきりと定まらず、新規着工・増改築物件の工事に際し、工程も組めずに困っているという話を最近多くお聞きしております。
ビラハウジングでは、現在、不足、あるいは今後も供給に問題がありそうな商品、代替品となりそうな最新情報を収集し、率先して皆様に情報提供しております。
■東北地方での被災者の住宅再建・仮設住宅工事■
「首相官邸災害対策」のホームページによると、東北地方太平洋沖地震による住宅の全壊は、51,127棟、半壊は10,001棟と言われております。
ビラハウジング協力会では、建築工事に携わる一員として、現地入りできるメンバーは、被災者の住宅再建・仮設住宅の復興のお手伝いをさせていただく予定でおります。
■茨城県、千葉県での被災者の改修工事■
今回の地震で茨城県では、地震で4メートルを超える津波に見舞われ、千葉県の浦安市や幕張など埋め立て地では液状化現象の影響が広がっており、リフォームをしなくてはいけない物件は15,000棟以上あると言われております。
ビラハウジング職業訓練校の受講生は、訓練校で学んできた賃貸空室対策商材、既存の住宅設備を新品同様に蘇らせる特殊コーティング技術の「パーマグレーズ」、既存の3点式ユニットバスをバス・トイレ別にする「ぶんり君」、既存のミニキッチンのキャビネットに洗濯機を納めキッチンを有効活用に使える「せんた君」等の商材を利用し、現地入りして、割当の数百棟の被災者住宅の改修工事の復興のお手伝いをさせていただく予定でおります。
■当社の管理物件も被災者の為に「被害時住宅支援サイト」への登録■

■賃貸マンションでの節電へのご協力依頼■
電力の供給不足が続いて おり、
東京電力・東北電力は計画停電を発表するなど、
「節電」は国民的な対応事項となっております。
私共も節電への協力のため、
事務所内での取り組みはすでに行われております。
これに加えて、弊社の管理物件では、
エントランスや外灯などの消灯、
共用部分の間隔点灯等により、
電力消費を抑えられることから、案内文書を掲示し、
入居者にもご協力いただいております。

■被災者義援金活動■
微弱ながらなんらかの支援を行う必要性を切に感じており、甚大な被害に目をそらし、黙っているわけにはいかないと考えております。
そこで、当ビラハウジンググループ.㈱ビラハウジング、ビラハウジング協力会、㈱ジャパンビラ、ビラハウジング職業訓練校(代理店)、オーナー様の5団体で、被災者の人達が一刻も早く安心できる生活に戻れるよう、ビラハウジング協力会の関係者の皆様より義援金を募ることといたしました。
なお、お預かりいたしました寄付につきましては、日本赤十字社にお渡しし、被災者への支援として使用させていただくこととしております。